2017-12-25 14:17:28
稲葉 陽 八段 vs. 藤井聡太 四段 NHK杯
72手目
31手目の歩攻めに対して、飛車が一歩下がったのは正しいと思います。その後の
桂打ち時に銀で歩と桂を取り、先手角が9一に入って出るまでの間に、後手は飛車を8八に入れて竜になる。76歩をと金にした時、銀でと金を取れば、馬の筋がきかないので、竜で香を取る。後手の手持ち駒が金と、香と桂になったので、先手王の詰めに入る。準備として、Ⅰ七香を打つと香か桂で取ってくる。香で取って来た場合は、後手は金を1八に打つ。竜を8九に置いて、歩でと金を二つ作る。竜を6九にと金を5九と5八に置いて、5九ときんできんを取る。相手が銀で取れば、竜で銀を取って王手詰みました。後手の勝ちです。藤井4段が元気な時はこのように打ったと思います。あの時は、疲れていたのでしょうか。間違いが多かったように思われます。以上
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