2017-09-19 20:32:59
豊島将之 八段 vs. 藤井聡太 四段 棋王戦
56手目
藤井4段の4八角打ちに対して相手側は2六角打ちで守ったので金取りが出来なくなったのに、諦めずに、4五歩を打っておりますが、金取はあっさり諦めて、王を詰めるように方針変更したらどうなるのかを検討しました結果、相手の王を詰めることが出来ることを確認しましたので、概容を示します。皆様、特に藤井4段あるいは師匠のコメントが得られれば、最高の喜びであります。相手の飛車の筋には細心の注意払いました。
4八角を5九角成とします。4四銀で4五桂を取って、それを6七に打って、王手とします。王の逃げ場所は2箇所ありますが、ここでは、8八に逃げたものとします。馬を6九に移動し、7九桂成とします。馬を7八に移しながら、王手とします。王の逃げ場所は2箇所ありますが、ここでは、9七に逃げたとします。
飛車の筋を意識して、銀を6九に移動し、銀成とします。それから、馬で7九桂を取った後、桂を5五に打った後、6七桂成とします。この成桂で銀を取ります、相手は金で成桂を取ります。馬を9九に移動した後、取った銀を7八に打って、金取王手とします。王が8七に移動したら、銀で金を取ります。馬の筋が効いていますので、王で銀はとれません。馬を8八に移動し、王手とします。王の逃げ道はなく、相手の王は詰みました。金、銀を取らないで、相手の王を詰ます方法もありますが、ここでは省略します。新人2017・09・19 20:06
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