2018-12-22 12:30:38
門倉啓太 五段 vs. 藤井聡太 七段 順位戦
▲3四桂△3七桂成▲5九玉△3九飛成▲6八玉、となった場合の指し手を一通り検討しました;
後手が直ぐに、△7九銀、を打つと、▲6七玉以下先手玉が5六に逃げて攻め駒が不足するようです。なので、△7九銀、の代わりに先ずは、△5六桂、を打ちます。この桂を取らずに▲6七玉と上がれば、手数は長いですが、先手玉は4五の地点で詰みます。なので、▲5六同歩△7九銀、ですが、①▲6七玉、ならば△6九龍以下の詰み(玉の没地点は5九)。②▲5七玉、とした時には、即詰みは厳しそうなので、△4七成桂▲同金、とした後、▲3四龍で先手の桂馬を抜いて後手玉の詰めろを解消するのが良さそうです。以下 先手は△6五桂の両取りを避ける為に▲1一角成ですが、3四の龍が攻防に利いているので、△4五桂以下後手勝勢と思います。
子青 53ccc1ef