2018-09-06 02:15:46
近藤誠也 五段 vs. 藤井聡太 七段 新人王戦
すみません、今日まとめた分だけ上げておきます。
75手目より
△7八金▲同飛△同竜▲同玉△1八飛▲8九玉△6六歩▲8一飛△5一銀▲2一と△8七歩▲同竜△6七歩成▲同銀△8六歩▲同竜(▲7八竜より強い手で分かりやすい)△7七銀に▲3一金△同金▲同と△同玉▲3二歩△同玉▲3三歩△同角▲同桂成△同玉▲7七龍を便宜上局面Aとします。
まずこの局面をどう見るかですが、△6五桂▲7八竜△7七金が利かないので先手勝ちだと思います。
▲3一金と打ち込んでいった手に対して△5二玉と逃げる手は▲8二竜△6二金▲4一角△6一玉▲8一竜で詰み。後手が持ち駒使い切ってるのと2歩の関係でピッタリ詰み。
△5二玉の手で△4二玉も▲3四桂があり、桂は上記の詰みに関係ないので同様に詰み。
という事で▲3一金に△同金▲同とは必然ですが、ここで後手に△5二玉と△4二玉の二箇所の逃げ場所があります。それには▲8二竜の一回王手が分かりやすいと思います。△4二玉▲8二竜△6二歩(△6二金引はもっと早い)▲3四桂△3一玉▲1三角△4一玉▲4二金△同銀▲7一竜と竜が参加しては詰みです。
という事で▲3一とを△同玉と払うのも必然、次に▲3二歩の王手に対して玉が逃げる手ですが、まず△2一玉は▲3一金以下3手詰め。△2二玉が意外に手ごわい。そこで詰みがあるかも知れませんが▲7七竜として△同角成に▲1一角から馬を抜いてしまえば必勝だと思います。上記の局面Aと比べて後手玉の位置が3二なぶん寄せやすいはず。
次に▲3二歩に対して△4二玉と△4一玉ですが明日まとめます。▲3三歩に対して玉が逃げる手はもっと分かりやすいと思いますが…。意外に手ごわいのかも…。
足長 a6db7e85