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確かに12歩〜34角は受けづらそうですね。有力だと思います。

そういう事になりますね。
でも△８七歩成を手抜けるというのは並みの才能じゃないですよ。
ところで63手目にコメントしましたが▲１二歩〜▲３四角が有力だったのではと思ってます。

そうですよね。となると、やはり87歩成を手抜いたのがやり過ぎだったということになりそうですね。

以下▲同玉△８七歩ぐらいで先手望みないですね

そう進むと、単に後手から78とと金を取られて何も無いのかなと思ったのですが

この手で▲１二歩と叩いて△同香に▲３四角が先手もやれそうな変化だと思います。

８七にと金まで作らせて竜を呼び込んで置いて▲８八歩と謝ってるのはどう考えてもおかしいので予定は▲８八香の狙いだったと思うんですよ

67手目の局面では先手が▲２一と△同玉▲１一香成と一手で香を手にできるはずが後手の好手△３一玉によって予定が狂ったという事だと思います。
なのでそこで実戦の▲９七桂でなく単に▲１一歩成はどうでしょうか？次に▲８七金から▲８八香の狙いです。

確かに▲５二金（または▲６二金）は必定ですね。優劣は微妙なところです。後手がどのように対応したか、見たかったですね。

その進行であれば、先手にとって本譜より良さそうだということには同意ですね。
ただ、93桂と跳ねたところではまだ香は持ち駒にはなってなかったので、87金から88香とは指せなかったのではないでしょうか？

▲９三桂と跳ねずに▲８七金から▲８八香の方がいいような気がします。△９六竜の余地を無くす為と７七の地点の利きを減らさないためです

どこかで△３六歩と飛車を攻めると思います

▲8八歩△1三香の進行は▲1四歩〜▲2五角でなんとかなるはず。本当になぜ受けなかったのか

この対局に勝利した糸谷八段が2勝1敗となり、次局は豊島棋聖と対局する。また敗れた稲葉八段は1勝2敗となり、次の順位戦の対戦相手は羽生竜王となる。また糸谷八段と稲葉八段の対戦成績は糸谷八段から見て9勝6敗である。

△５一香以下▲６一飛成△５二銀▲９一竜のような合駒使わせて切れ筋に導くような手もあるので先手は本譜よりやれると思います。
本譜は△８一竜と引かれた時点で望みが無くなってるので誤算があったはずです。

一部書き間違えたようです；正しくは、「△６六歩▲８七香△６七歩成▲同銀△９九角成▲８一飛△５一香」。

75手目に、▲８八歩、に代えて、▲８八香、だったらどうか、ということだと思いますが、△６六歩▲８七香△６七歩成▲同銀△９九角成▲８九飛△５一香の時点で持ち駒は先手角１、歩４、後手金１、銀１、歩３で、先手は６四の銀が弱点で、後手は６三の金が守りに効いているので、後手有利のように思いますが、どうでしょうか；以下例えば▲８八歩△６八歩▲同玉△８八馬▲５九玉△７七馬▲６八歩△６六歩▲６八銀引△３六銀。

妙手

阪田流向かい飛車！

以下▲４八玉で△９九飛成なら▲８九歩ととりあえず封鎖できます。▲４八玉で３九からの美濃囲いへのルートを確保できれば先手戦えそうです。