2018-08-13 01:14:25
藤井聡太 七段 vs. 木下浩一 七段 叡王戦
最善手が同銀だと言うのは覆っていませんね安心しました。
なるほど面白いですね。エルモは▲33角成を全く示しませんでした。
と、言うことで角成の局面を同じ条件で読ませてみました。
するとその瞬間が先手プラス250〜400をウロウロ。以下△53銀▲41歩成△62玉▲47銀と戻した局面が先手プラス350〜400といったところ。
さて、先述の角成を入れない変化と比べて評価値はあまり変わっていません。そして▲47銀の局面を見てみると先手の持ち駒は銀歩のみで馬金と金がなんとなく冴えない感じ。後手玉は上からの抑えが外れて随分風通しが良くなった感じがするし、遊び気味の25桂馬が△37桂成と成れる。
先手の主張は少し駒得(飛車桂渡して金銀と金馬)と玉の堅さくらいでしょうか。これがそのまま評価値400点に相当するのでしょう。
依然エルモの評価値は先手持ちですが余計に開いたわけでもないし人間が間違えやすい雰囲気になってませんか。むしろ評価値以上に先手大変かもしれません。
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