2021-12-31 22:54:12
藤井聡太 竜王 vs. 松尾 歩 八段 順位戦
序盤での角交換があった跡に自玉を寄せて囲うのは、
角将が抜けて防御が薄くなった戦場に自玉を寄せる気がして、筋が悪い気もする…。
持ち駒になった駒は、相手の攻撃目標にされることもないから、
駒交換は互いに防御力減少&攻撃力増加に相当する。
序盤で大駒の交換があれば、素人にとっては怖い荒れる将棋になりやすいのは当然…。
序盤で角交換があったら、相手の攻めが薄い方に玉を寄せての
低めの美濃囲い風か、低めの舟囲い風を選択すべきなのでは…?
当初、飛車先から角頭を守るために集めた防御駒の周辺に、
自玉まで寄せるのは、相手の攻め筋に自玉を動かすことになって、
長期的には手損ではないか?という気もする…。
いきなり無理矢理、飛車先を伸ばしての攻めは、自らの攻め筋がはっきりし過ぎていて
相手方が飛車先を受けやすいし、かといって陣形が固まってから、
継ぎ足したかのように自分の飛車を振ると手損が大き過ぎるし、
駒損覚悟での無理な急戦攻めは駒損が大き過ぎて、反撃が厳しいので、
角頭の防御を少し厚くしておいて、相手の角頭攻めからは、ゆっくりと自玉を飛車脇へと撤退させながら、
受けによる防御駒と相手攻め駒の駒交換によって
自らの攻めが途切れない程度に持ち駒を貯めてから、
飛車先から敵玉頭に向かって攻めを伸ばしてゆくのが順当な攻めなのかな…?
飛車こそが攻守最強の駒であり、角将は守りよりも攻めに適した駒、王将は指物係のような物?
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